米国の投資ファンド「カーライル・グループ」は、日本KFCホールディングスに対しきょうからTOB(株式公開買い付け)を行うと発表した。現在は三菱商事が筆頭株主として日本KFCの株式35%余りを保有しているが、ファンドは最終的には日本KFCを完全子会社化し、上場を廃止する方針。全体の買収額は約1350億円に上る見込み。三菱商事は1970年に米国の「ケンタッキーフライドチキン」と共同出資して日本法人を設立したが「戦略的な事業構成の入れ替えなどを目的に売却を決めた」としている。
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