東南アジアのタイにヨーロッパの企業が熱い視線を送っている。首相が失職する事態を受けて、新たに野党タイ名誉党のアヌティン氏が首相に選出された。政治が混乱する一方、経済面ではアメリカのトランプ関税の影響で輸出先としてのタイの存在感が高まっている。ノルウェーの水産業団体がバンコクで開いたイベント、国産のサーモンやサバをアピールした。ノルウェーなどEUに加盟していない欧州4か国は今年1月タイとの貿易促進を目指しFTA(自由貿易協定)に調印。トランプ関税の影響が懸念される中、タイを新たな輸出先として開拓しようとしている。タイ側もココナツやエビといった特産品を扱う企業がヨーロッパへの輸出を強化する方針を示していて、今後タイとヨーロッパの貿易が拡大しそう。
