神奈川県・横浜市のスーパーでは新潟県産のコシヒカリが5kgで2500円ほど。去年と比べると1割以上上昇している。背景にあるのは去年全国を襲った記録的猛暑。高温や日照りが続き各地で収穫量減少。需要の高まりとともに仕入れ値が上昇。品種によっては発注しても入荷できないものもあるという。新米が出るまで値上げが続くと見られている。9月ごろに収穫を迎える米は田植えのシーズン。千葉県・成田市の農家ではある対策をしていた。異常気象に対応するため以前はコシヒカリをメインに栽培していたが暑さに強い「にじのきらめき」に切り替えた。「にじのきらめき」は暑さに強くコシヒカリと同等のおいしさ、風などにも強い。気象庁の3か月予報によると今年の夏は例年より暑くなる見込み。