スーパーなどでコメが品薄となる中、長野県内の農協としては今シーズン初めてとなる新大品種・コシヒカリの新米の品質検査がきょうから安曇野市で始まった。 コシヒカリの新米は今月下旬ごろから店頭に並ぶ見込みだ。JAあづみの農業倉庫には収穫されたばかりのコシヒカリ10トンあまりが持ち込まれてJAの職員がサンプルを抜き取って粒の形や色を確かめた後、検査機で水分量を計測していた。ことしは気温の高い日が続いたことから水の管理などに気をつけて生産されたということで今回の検査では、すべて品質が最も高い「1等米」になった。JAあづみでは、例年並のおよそ1万2000トンのコシヒカリが収穫される見込みで、今月下旬ごろから新米が店頭に並ぶ見込みだということだ。