広野町では、震災と原発事故からの復興を進める農家がコシヒカリを栽培していて、ふるさと納税の返礼品にもなっている。農薬などの量を抑えたブランド米は、童謡の「とんぼのめがね」の歌詞が生まれた場所が広野町だったことにちなみ「とんぼのめがね米」と命名され、パッケージも一新されきょう発送のセレモニーが広野町役場で行われた。役場では町の関係者や町のマスコットキャラクター「ひろぼー」から「とんぼのめがね米」の箱が運送業者に手渡され、まもなく第1便のトラックが出発した。広野町によると町にふるさと納税で2万7000円を寄付すると10キロの「とんぼのめがね米」を返礼品として受け取れる。