コメの高騰を受けて政府はこれまでに約31万tの備蓄米放出を行っているが、初回の14万tは小売店などに流通したのは僅か%という。その中で関税なしのミニマム・アクセス枠は年77万tあるのに対し主食用は10万tに限られている。民間での輸入は関税341円をかけても1kgあたり441円ほどと割安となっている。政府は新たに6万tの輸入を増やすことを検討しているが、江藤農水大臣は国内生産が大幅に減少する可能性について懸念を示している。浜田敬子氏はこれまでコメを飼料用として輸入してきたが用途を考えることが必要、農水族やJAへの不満も背景にあるとみられ減反政策の予算を改革に使うことも重要ではないかとコメント。