コンクラーベとはカトリック教徒14億人のトップを決める選挙。コンクラーベは”鍵をかけて”=完全密室で行われる。テレビ、スマホ、新聞の持ち込み禁止。バチカン市国は新教皇が決まるまでバチカンのほとんどのエリアで携帯電話の電波が遮断されている。今回の候補は133人の枢機卿。枢機卿は教皇の次の地位の方たち。枢機卿による投票で、得票率が2/3以上になれば決定。2/3になるまでは何度でも投票を行う。投票は初日は1回、2日目以降は1日4回行う。忽滑谷さんは「バチカン市国全体に影響を与える世界が注目する一大イベントですよね」とコメント。結果発表は礼拝堂の煙突からあがる煙の色でわかる。決定すると白い煙があがる。決まらなかった場合は黒い煙が出る。フランシスコ教皇が選ばれたときは2日間5回の投票が行われた。一番長くかかったのは1268年11月に行われたコンクラーベで、1006日間続いた。AP通信によると、長すぎる選挙に当時の住民が不満を持って、教皇が決まるまで閉じ込めたのがコンクラーベの由来になっている。