バチカン市国で行われた新ローマ教皇選挙「コンクラーベ」により、米シカゴ出身のロバート・プレヴォスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出された。教皇名は「レオ10世」となる。トランプ大統領も祝辞を述べたが、大統領は先週ローマ教皇のようなAI画像をSNSに投稿し物議を醸した。コンクラーベはミケランジェロの名作「最後の審判」がある、システィーナ礼拝堂で、投票権を持つ枢機卿133人が参加し、鍵をかけた堂内で投票が行われる。1人が3分の2以上を獲得するまで投票が繰り返されされる。選挙中は外部との接触は禁止され完全非公開となる。全国公開中の映画「教皇選挙」ではその様子が描かれている。外部には煙で知らされ、白い煙なら新教皇選出、黒い煙なら再投票を意味する。今回は4回目の投票で決定した。