米国のEV、電気自動車大手・テスラが先ほど発表した7月から9月期の決算は、純利益が3四半期ぶりに増加に転じた。テスラは1年前から減益との市場予想に反し、純利益がおよそ17%のプラスとなった。原材料費の低下やコストカットが業績を押し上げた。営業利益率は10.8%と、前の四半期から大幅に伸び、1年半ぶりの高い水準となっている。テスラはまた去年11月に出荷を始めたピックアップトラック・サイバートラックが初めて黒字化したと明らかにした。2024年通期の販売台数については、前年を小幅に上回るとの見通しを示し、年末までに販売ペースが大幅に加速すると示唆している。決算を受け、テスラの株価は時間外で一時10%を超えて上昇した。