アスヨクのコーナー。都心のオフィスにあるのはサンゴで、水槽の掃除をしているのは高倉葉太さん(29)である。高倉さんは「サンゴ礁が失われると水産業に大きな打撃が出る」などと話した。絶滅の危機に瀕するサンゴは飼育が難しく、研究は主に沖縄でしかできなかった。そこで高倉さんはAIを活用し水温やカルシウム量などを管理することで、誰でも飼育・研究ができる技術を独自開発した。これにより東京のど真ん中に沖縄の海を再現することに成功した。高倉さんは小さな頃からサンゴが好きで、飼育もしていたとのこと。絶滅の危機を知り「人生をかけて取り組む」と一念発起したという。