TVでた蔵トップ>> キーワード

「サントス港」 のテレビ露出情報

ブラジルでは経済面で中国の影響力が高まっている。ブラジルの輸出額は2009年に中国がアメリカを抜いて1位になっている。ルラ大統領は経済を中心に中国との関係を強化し、その関係はトランプ関税を背景に「相互依存」と指摘されるまでになっている。農家のルイジ・ピラッチさんは中国への大豆の輸出に注力している。4800トンの大豆のほぼ全てを中国に輸出しているとのこと。ブラジル産大豆の中国への輸出量は増加し、大豆の全輸出の70%を占めている。拡大のきっかけは第1次トランプ政権下での米中貿易摩擦。2017年の中国の大豆の輸入先はブラジルに次いでアメリカが34%を占めていた。しかし貿易摩擦による米中の対立によって中国はアメリカからの輸入を減らし、ブラジルからの輸入を増やしていった。第2次トランプ政権の関税政策もブラジルの中国への大豆輸出を加速させている。今年4月には中国がブラジルから240万トンの大豆を輸入する大型契約を締結したと中国メディアは報じた。一方の中国はEVの輸出先としてブラジルを重視している。去年ブラジル国内で販売されたEVの8割以上を中国メーカーが占めた。ブラジルのEV市場に参入する中国メーカーは増え続け、今年中に12ものブランドになるという。中国がブラジルへの進出を強める背景には欧米が中国のEVに高関税をかけていることがある。中国としては対立するアメリカをにらんで中南米諸国との間に楔を打ち込み、この地域で影響力の拡大を図っていると指摘されている。その1つに「一帯一路」構想でのインフラ投資がある。ペルーでは去年11月にチャンカイ港が開港し、アメリカからは軍事利用への懸念の声が出ている。ブラジルは一帯一路に参加していないが、チャンカイ港とブラジルを鉄道で結んで南米大陸を横断させる案を中国側と協議していると報じられている。経済面からブラジルの中国への接近は続きそうだが、一方で国際関係に詳しい専門家はブラジルが中国に接近しすぎるのは政治的にリスクがあるとし、南米はどこからも影響されないことが重要と話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月7日放送 19:00 - 20:54 TBS
世界くらべてみたら(世界で採点カラオケ)
サンパウロの日本人街リベルダーデを訪れた。信号のライトは人間ではなく鳥居、マクドナルドはカタカナ表記だった。お店では米が売られていた。ブラジルではフェイジョンという豆スープとご飯を食べるのが一般的な家庭料理だった。おにぎりも人気。取材中、ドゥンガの息子ブルーノさんと遭遇した。焼きそばパンを売っている店もあった。日本のアイドルオタク集団タピオカクラブの女性たち[…続きを読む]

2024年12月7日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはWORLD
中南米は米国が政治的にも経済的にも関与してきたことから、“米国の裏庭”と呼ばれてきた。この中南米で今、存在感を増しているのが中国。中国が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」に参加する国々は、キューバやベネズエラといった伝統的に関係が深い国にとどまらず、チリやアルゼンチンなど20か国以上に上っている。このうち「一帯一路」の重要プロジェクトとして開港することになった[…続きを読む]

2024年11月16日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
これまで南米は米国が政治経済の麺で強い影響力を持っていたことから「米国の裏庭」とも呼ばれてきた。一方中国は「一帯一路」の協力を南米にも広げており中でも「一帯一路」に参加するペルーには中国から電力インフラへの投資も相次いでいる。「チャンカイ港」の事業規模は13億ドル(2000億円余)、港の水深は17.8mと深く大型コンテナ船に対応する。遠隔操作システムも配備さ[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.