特別編、令和に復活「もののけ姫」。4Kデジタルリマスター版がきょうから期間限定で上映。「もののけ姫」は1997年公開。興行収入は193億円を記録。細田さんは「宮崎駿監督が伝えたいテーマってずっとブレずここなんだ。全員に刺さるようなテーマ性と祈りが込められた作品だからこれだけ長くいろんな世代に愛される作品」などと述べた。主人公は右腕にタタリ神の呪いをうけた少年アシタカ。呪いを解く方法を見つけるため西の国へ旅立つ。その道中で出会ったのが山犬に育てられた少女サン。細田佳央太の三つ星シーン。300歳の貫禄犬神モロ。モロはサンの育ての親。約300年生き続けサンとともにシシガミの住む森を犯す人間たちと戦う。アシタカとモロ、本音のぶつかり合い。人間を憎むサン。彼女を想うアシタカはモロにサンを解き放つよう訴える。細田さんは「怒られたい、黙れ小僧!って言われたい」などと述べた。アシタカ、サン距離を縮めた瞬間。名シーンとして長年語り継がれている映画のキャッチコピーにもなった「生きろ。」というセリフ。サンの行動にも変化。サンを守るために深手を負い、食事もとれなくなったアシタカに優しさを見せる。アシタカの目には涙。
