今回の対談相手は加藤茶。桂文枝より1歳年上で、芸歴もだいぶ先輩だという。バンドマンだった父を持つ加藤は「親父みたいなバンドマンなりたい」とナイトクラブの求人に応募。何の楽器を弾くか考えていたが、マンツーマンでドラムの叩き方を教え込まれた。19歳の誕生日、ザ・ドリフターズのリーダーだった桜井輝夫から声をかけられた。いかりや長介とも出会い、加藤は「ゴリラがベースを弾いてる」と思ったという。その後、ザ・ドリフターズが解散し、いかりや長介、加藤茶はクレイジーキャッツのようなバンドを目指すことに。仲本工事、高木ブーが新加入し、ピアノを弾いていた荒井注に注目。観客からミスを指摘された荒井は「何だバカヤロウ」とふてぶてしかったが、観客は笑い、いかりや長介は加入させることに決めたという。