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「ハシナ首相」 のテレビ露出情報

今月5日、バングラデシュでは、反政府デモに追い込まれたハシナ首相率いる政権が崩壊して8日にノーベル平和賞受賞者・ムハマド・ユヌス博士をトップとした暫定政権が発足した。暫定政権には抗議行動を率いた2人の学生リーダーも含まれ、早期の治安の回復と公正な選挙の実施を目指している。15年続いたハシナ政権では、1971年の独立戦争を戦った兵士の子孫に対する公務員の優先採用枠について、学生らが強く反対していた。抗議デモに対し、政府側は実弾を発砲するなど武力で鎮圧しようとし、7月以降、警官隊との衝突などで学生ら約650人以上が死亡している。また、バングラデシュでは、昨年の春以降、9%を超えるインフレが続き庶民の生活を圧迫していた。バングラデシュは人口1億7119万人の縫製業などが好調な国で、1人当たりのGDPは2688ドル、2024年度は6%の成長が見込まれている。しかし、インフレ対策は後手に回っていたという。ハシナ前首相は野党を弾圧するなど強権的な手法も目立ち、政治意識の高い学生らからは批判されていた。暫定政権を率いている首席顧問に就任したユヌス博士は、グラミン銀行の創設者で知名度は高いが、84歳と高齢で政治経験もないという。また、ハシナ政権を見限り学生らの側についた軍が、どこまで政治に関与するかも不透明となっている。今回の政変で大きな打撃を受けたのは、良好な関係だったインドで、ハシナ前首相は、6月にインド・モディ首相とティースタ川の保全・管理プロジェクトに合意したばかりだった。インドの綿花の輸出の35%はバングラデシュ向けで、ダブールやマリコといったインドの有力な日用品メーカーにとってもバングラデシュは重要な市場となっている。ハシナ政権は、バングラデシュに接近してきた中国よりインドを優先させて、インド北部で活動する反政府ゲリラ武装組織イスラム過激派などを抑えてきたため、インドは近隣外交の見直しが必要とされる。バングラデシュには縫製業など300社以上の日本企業が進出しており、ベビー服やニットなどの製品でバングラデシュ製は欠かせない。抗議デモの激化で、工場の操業停止などの影響がで出ており、治安の回復が遅れると日本やアジア企業の信頼を失い、繊維製品の調達先がインドやベトナムに移ることになる。山田さんは「バングラデシュは面積で日本の4割と小さな国で、インドとミャンマーに挟まれ、中国の接近もあり、政変は思ったよりも大きいですね」などと話した。(日本経済新聞)

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月5日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ(ニュース)
バングラデシュで、学生のデモ隊と警察が衝突し、現職の首相が辞任に追い込まれた政変から、9月5日で1か月だ。ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏を最高顧問とする暫定政権が民主的な政権移行に向けて公正な選挙を実施できるかが焦点となる。ハシナ首相が辞任、保健当局によると一連の衝突で1000人以上が死亡した。

2024年8月19日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
バングラデシュでは学生などによる激しい反政府デモが各地に広がって、警察との衝突などでおよそ650人が死亡し、ハシナ首相が辞任に追い込まれた。今月8日には暫定政権が発足し、主要メンバーの1人で環境活動家や弁護士として知られるリズワナハサン顧問がNHKのインタビューに応じた。ハサン顧問は「犠牲になった多くの若者たちの要求に沿って、まずは改革を成し遂げなければなら[…続きを読む]

2024年8月9日放送 4:30 - 5:50 日本テレビ
Oha!4 NEWS LIVE(ニュース)
バングラデシュの暫定政権でノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が最高顧問に就任。ムハマド・ユヌス氏は「グラミン銀行」を創設し2006年にノーベル平和賞を受賞。ユヌス氏は8日訪問先のフランスから帰国し最高顧問の就任式に臨んだ。バングラデシュでは公務員の採用特別枠に反発する抗議デモで300人以上の死者が出て政権が崩壊し、首相だったハシナ氏はインドへ逃亡した。[…続きを読む]

2024年8月7日放送 13:00 - 13:05 NHK総合
ニュース(ニュース)
デモ隊と警察による激しい衝突が続いていたバングラデシュで暫定政権を率いる最高顧問にノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が就任することが決まった。バングラデシュでは先月以降、大規模なデモが各地に広がり、警察の弾圧によって多数の死傷者が出る事態となって、おとといハシナ首相が辞任に追い込まれた。これを受けてシャハブッディン大統領は暫定政権を発足させることを決め[…続きを読む]

2024年8月6日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトWBS Quick
バングラデシュではクーデターが起こり、ハシナ首相が国外逃亡した。山川龍雄氏は「ハシナ氏は強権政治が目立っていてここにきて国民の不満が爆発したのでは。バングラデシュは経済成長率の5%超が続いていて、1人あたりGDPもミャンマーの約2倍。軍としては経済は専門家に任せようという動きもあるのでそこに期待したい」とした。

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