「シェーガ」は2019年に誕生した厳しい移民政策を掲げている。イギリスのフィナンシャル・タイムズは支持者には今回初めて投票したような若者が多く、低賃金と住宅価格高騰に対する懸念があると分析している。別府さんは「この政党の党首は自分たちはエスタブリッシュメントの被害者だと主張している。このエスタブリッシュメントは既得権益を得ている人たち、今の体制で恩恵を受けている人たちと訳せる。エスタブリッシュメントを展開して人気を集めてきた政治家の代表格がトランプ前大統領かもしれない。ビジネスマン出身の自分は政治の世界のエスタブリッシュメントと戦ってるという訴えを続けてきた。ヨーロッパではこれから6月にヨーロッパ議会選挙が、アメリカでは11月に大統領選挙がある。しばらくはニュースからはエスタブリッシュメントという言葉を良くきことになるのではないかと思う」とコメントした。