ドジャース・大谷翔平が日本人最多となるメジャー通算176号HRを放った。メッツとの試合の第2打席に放った今季5号先制の2ランホームランで、打球速度は177キロ、飛距離は128.9メートルだった。松井秀喜のもつ日本人最多記録を更新する一発となった。大谷について松井は「彼の存在の大きさを考えれば私と比べる必要は全くないと思う」と語っていた。大谷はきょう第3打席にも内野安打を放っていて、打率.368とメジャー1位、ヒット35本で1位となった。得点圏打率も.136に戻している。大谷はきょう先発のタイラー・グラスノーが移籍する際、「あなたのためにホームランを打ちたい」とビデオメッセージを送っている。大谷の今季第1号はきょうの試合と同様グラスノーが先発だった。第2号は2試合連続のHRだった。第3号は今季初の逆方向へのホームラン。第4号HRで松井のメジャー通算記録と並んだ。次の目標について大谷は「ロバーツ監督の記録を抜きたいなと思う」と語った。ロバーツ監督は日本生まれのドジャース選手として最多の7HRを放っている。