米国・トランプ次期大統領が、大統領に就任した翌日の21日から、中西部イリノイ州シカゴで大規模な不法移民の取り締まりを始めると現地メディアが報じた。ウォールストリート・ジャーナルは17日、トランプ氏が大統領選挙で約束した不法移民の「史上最大の強制送還」の始まりとして、大統領に就任した翌日の21日から、シカゴで大規模な取り締まりを行うと報じた。現地には200人近くの捜査員が派遣され、1週間続く予定だという。今後は、ニューヨークやロサンゼルスなどでも取り締まりが行われる可能性も指摘され、不法移民が多くいる大都市近郊に、短期の収容所を開設することも検討されているとしている。ウォールストリートジャーナルの記者はトランプ氏の就任式に安倍元首相の妻・昭恵さんが出席する見通しだと伝えた。昭恵さんは去年12月、トランプ夫婦でフロリダ州で面会、夕食会にも参加している。