山形県のニラ農家、天口さん夫婦が登場。金山町で作られたニラは達者de菜のブランド名がつけられ関東の複数の大手スーパーに並ぶ人気ブランドという。収穫は機械は使わず全て手作業で行い、5月中旬~10月中旬には雨でも毎晩収穫する。冬の寒さに耐え収穫期には美味しくなるという。ニラは夏から秋にかけて花が咲き花は食べられる。2人は勤務先の建設会社で知り合い職場結婚し、結婚後に代々続く米農家を継いだという。しかし、その矢先に減反政策に直面。減反政策は全国的に過剰になった米の生産量を国が抑制し、米農家は他の作物への転作を勧められた。天口さん夫婦は政府の方針で未経験の農業を始めることになったという。米からニラへ、土壌が全く違う作物への転換は難しく初めのうちは雑草しか生えなかった。利益が出るまで10年かかったという。
ニラの刈り取り作業は終了し、水で土を洗い流す。腐敗防止のため切り口を乾燥させてから出荷する。
ニラの刈り取り作業は終了し、水で土を洗い流す。腐敗防止のため切り口を乾燥させてから出荷する。