北京モーターショーにはスマートフォンなどを手掛けるシャオミがEV事業に参戦する様子を見せるなどし、中国では新車が3000万台売れるとされる中でEVなど新エネ車も1000万台近く販売されているという。その一方でEV業界の成長には陰りも見られ、2022年以降は伸び率が鈍化し今年1~3月に限ると13.3%にとどまっている。高級EVメーカーとして有名なNIOは2023年の販売台数は30%増となったものの、値下げ競争の激化を受けて去年の損益は約4300億円の赤字となったといい、新たに中価格帯にも販路を広げるといい、秦力洪社長は新ブランドの立ち上げによって低いコストと市場での地位・持続可能な運営を実現すると言及している。しかし、EVメーカーのハイファイは2月に半年間の操業停止を公表するなどしていて、都市部での普及が一巡したことが背景にある。中国政府は需要を復活させるため農村部での普及拡大を目指し、EV充電スタンドへの補助金を拡充する対応などが取られている。その一方でこちらを巡っても利用率がまだ低い状況となっているという。
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