きょう、「ネーションズリーグ」で国際大会52年ぶりの決勝進出を決めた日本代表。スロベニア戦を選手のインタビューで振り返る。石川祐希は、21得点と大活躍をみせ、勝因として語ったのは、「レシーブ」だった。大会前のS☆1が行なった座談会でチームの強みを選手に聞いたときも、全員一致で「レシーブ」の札を出していた。さらに、石川祐希も「レシーブ」と答えおり、「(レシーブは)一つの武器になっているし、そこが崩れたら勝てない。サーブ・ブロック・スパイクは海外のチームは良い。でも、レシーブがいいチームって中々ない。レシーブが僕たちの強みとして挙げられるのは強い。」と語っていた。身長で劣る日本が世界と戦うため、必要不可欠なレシーブ。スロベニア戦でも粘って拾い続けた。試合中、リベロ・山本智大は、相手のスパイクが顔面に当たり、チームにスイッチが入ったと話す。さらに、その直後、ラリーが50秒続き、石川は、「気持ちで向こうが押してきた時に僕たちがどう対応できるかがポイントだったと思う。」と語った。日本代表はスロベニアにストレートで勝利した。去年の「銅メダル」から階段を1つ上がり、「銀メダル」以上を確定させた。石川は、「やることは変わらないですし、いつも通り自分たちの試合をする。五輪に必ず繋がる試合になると思うので、そこをイメージしながら、とにかく自分たちの持ってる今の力を出したい」と語った。ポーランド・現地時間午前中、自由参加となった午前練習では、キャプテン・石川などが休養する中、西田有志(24)が左サーブを念入りに確認していた。西田は、「自分たちの歴史を作っていけるような結果で終わりたいので、しっかり勝ちにこだわりたい」と語った。決勝の相手は、東京五輪「金メダル」のフランス。準決勝では世界ランク1位ポーランドに勝利した。日本は、そのフランスに予選で勝っている。