富山湾のシロエビ漁は例年通り4月に解禁されたが、射水市の新湊漁港では4月の漁獲量が平年の56%に、先月は漁獲量が平年の22%に落ち込んでおり、これまで2回漁を休んでいる。新湊漁協によると、2回目の休漁が明けた先月21日以降も漁は不調で、昨日もほとんど水揚げはなかった。新湊漁協は資源保護のため今日から22日まで休漁することを決めた。同じシーズンに3回休漁するのは初となる。シロエビは去年の県内漁獲量が過去最少となっており、海底地すべりによる生息環境の悪化が原因と指摘されている。富山県水産研究所は、地震の影響で生息数が減り不漁が続いているとみられる、今後も影響は続く可能性があるとしている。