世界的に留学事業などを展開する民間企業が2011年に始めた英語力の調査。英語を母国としない国や地域の約210万人を対象に毎年オンラインテストを行い、分析結果のランキングを公表している。ことしは116の国や地域が対象となり、最大スコア800ポイントのうち、日本は454ポイントで92位(前年87位)で調査開始以来、最も低水準となった。1位・オランダ(636ポイント)、2位・ノルウェー(610)、3位・シンガポール(609)。実施企業は日本を含めた順位が低い国などでは、「社会人向けの生涯学習プログラムの提供や、学校教育での対話重視の評価制度の構築など、英語教育の改善が必要だ」としている。