ニューヨーク証券取引所から吉田さんに話しを聞く。賃金上昇の影響が大きいことからパウエルFRB議長も注目し、住居費を除くコアサービスは前年比でプラス4%程度と依然として高水準だが、伸び率は今年に入り6か月連続で縮小しておりインフレの沈静化が着実に進行している。スーパーコアの中で上昇起用度が最も大きい項目は輸送サービス、自動車保険が前年比約プラス17%、自動車の保守・修理が約プラス13%。一方、航空チケットの価格は約マイナス19%と燃料費の下落が強く反映される結果となったとのこと。また今後のCPIの動向について、物価の鈍化傾向は今後も続くと見ているとのこと。賃金は高い伸びを維持していることから、物価変動の影響を除いた6月1周間あたりの実質賃金は前年比プラス0.6%と2年3か月ぶりに上昇に転じ、目先のインフレ沈静化を遅らせる可能性に警戒しているなどと話した。