加藤さんはこのところの労働市場について、「先日の1月FOMCの後、パウエル議長はこれ以上クールダウンさせない方がいいと言っていた。何度も記者会見で言っていたが採用数、退職者数が両方減ってきていて両方減る分には失業率は高まらないが、退職者が減っている理由が採用が冷えてきているので転職しづらいということで、積極的な退職が減っているのだとすると、中身はあまり良くないということになる。」「今日のJOLTSのデータでFRBの今後の利上げ再開の材料に決定的になるというわけではないが、今後の雇用統計や消費者物価指数とか大事な指標がいっぱいあるが、パウエルが何回も言っていたのでそういう意味でもアメリカの労働市場の状況に注目は必要。」などと話した。井出さんは決算について、「今日は特に大型株が多くTOPIXコア30という主要30銘柄で構成されている会社だけでも5社ある。その次のラージ70にも4社ある株価に反映されるのは明日だがそれなりに影響するかもしれない。内容はおそらく一部を除いて決算自体はいい数字が出ると思っている。為替もそれなりの水準キープしている。ただ業績に対しては市場の期待が結構高いのでいい数字が出てきても物足りないと言って株価が下落するケースは出てくるかもしれない。」」などとコメントした。