22日、米国の半導体大手・エヌビディアが決算を発表する。5月20日時点・米国企業の時価総額ランキング:1位・マイクロソフト(3兆1600億ドル)、2位・アップル(2兆9200億ドル)、3位・エヌビディア(2兆3300億ドル)。エヌビディアは「GPU」と呼ばれる画像処理半導体が主力な製品で、AI向けの半導体として世界中で需要が拡大していて、世界のAIや半導体需要の先行きを占えることから業績が注目されている。前回の決算発表は2月だったが、予想を上回る業績だったことがきっかけとなり、日本でも半導体関連の銘柄を中心に株価が大きく値上がりした。その日に日経平均株価は、バブル期を超えて史上最高値を更新した。これもエヌビディアがきっかけだった。今回の決算について、大和証券・柴田光浩シニアストラテジストは「供給を上回る半導体の強い需要が続くかが最大のポイント、決算発表後の説明会でフアンCEOが何を語るかも注目」と述べていた。エヌビディアの決算発表は、日本時間のあす早朝に発表される。