プロのオーボエ奏者・篠原拓也さんはジストニアと診断され、この10年、思い通りの演奏ができずにいる。特定の指使いをするとき、右手の薬指と小指がこわばる症状がある。演奏中にこわばってしまう指を肩の動きでカバーするなど試行錯誤してきたが限界を感じていた。篠原さんは今夏、脳の外科手術を受けることを決断。手術翌日、篠原さんは症状が改善されていると話した。今後は経過を見ていくことになった。
一方、症状はあっても工夫を凝らすことでその人の能力を活かそうという動きもある。ジストニアと診断されたテニスコーチの山本英智さん。コーチになって数年後、利き手の右手がこわばるようになり、これまでどおりに教えることはできなくなった。会社は山本さんをこれまでと同じように子どもたちの指導に充てた。会社で配置したのがサポートコーチ。山本さんの代わりに実際にプレーして教えるのが役割。
一方、症状はあっても工夫を凝らすことでその人の能力を活かそうという動きもある。ジストニアと診断されたテニスコーチの山本英智さん。コーチになって数年後、利き手の右手がこわばるようになり、これまでどおりに教えることはできなくなった。会社は山本さんをこれまでと同じように子どもたちの指導に充てた。会社で配置したのがサポートコーチ。山本さんの代わりに実際にプレーして教えるのが役割。