米・トランプ次期大統領はSNSに「先日、偉大なカナダ州のトルドー知事と夕食をともにできて嬉しく思う」と投稿した上で「近くふたたび知事と貿易と関税について深い話をするのを楽しみにしている」と綴った。トランプ氏は先月トルドー首相と会談した際「カナダが高い関税をかけられて疲弊するなら米国の51番目の州になったらいい」などと話したと報道されている。トランプ氏は「カナダから不法移民と合成麻薬が流入している」などと主張し、流入が止まるまで全ての輸入品に25%の関税を課すと表明。これに対抗してトルドー首相も関税を課す可能性に言及し、けん制し合う状況となっている。