円相場は1ドル155円台での取引が続いている。日銀は前回の会合でマイナス金利解除を決めたが緩和的な金融環境が続くとして追加の利上げは急がない方針を示している。今回の会合では新たな物価見通しが公表され国債買い入れについても議論される見通しで、円安進行の中どのような政策スタンスを示すのかが焦点。こうした中、米国のイエレン財務長官は25日他の国が為替介入を実施する場合について、市場の混乱や過度な変動に対応するためまれな状況でのみ受け入れられるとの認識を示し事前協議が望ましいとの考えを示した。植田総裁は今日午後会見する予定で市場関係者の間では円安や追加利上げを巡る発言次第で円相場が大きく動く可能性があるとして、政府による介入を警戒する声も強まっている。外為どっとコム、ワシントンの映像。