シェーガの躍進を受け、フランスの極右や右派政党からは相次いで歓迎の声明が出された。ハンガリーのオルバン首相率いるフィデスもその一つで、右派勢力がどれほど支持を伸ばすかが焦点となる。先週、オルバン首相はアメリカを訪問し、トランプ前大統領と会談し支持を表明した。オルバン首相はSNSに「トランプ氏が大統領だったとき、中東もウクライナも平和だった。私達は彼の復帰をこれまで以上に必要としている」となどと投稿している。現職のアメリカ大統領であるバイデン氏は、不快感を示し、「民主主義と権威主義の戦い」としている。トランプ氏とヨーロッパの右派勢力に共通する傾向は、自国優先や反移民などとなっている。油井さんは「オルバン首相は、トランプ氏が掲げた『偉大なアメリカを再び(MAGA)』に倣う『偉大なヨーロッパを再び(MEGA)』をキャッチフレーズに掲げています」などと話した。