全米各地の大学でガザでの戦闘に抗議するデモが起きる中、米国・バイデン大統領はジョージア州にあるモアハウス大学の卒業式で「ガザは人道的な危機だ。即時戦闘休止と人知事の解放を呼びかけてきた。戦闘休止のために24時間態勢で取り組んでいる」と述べ、戦闘休止の必要性を改めて訴えた。ガザの戦闘を巡る大学での抗議デモを支持するとしたうえで、「あなた方の声を聞くことを約束する」と述べ、学生に寄り添う姿勢を示した。卒業式の会場ではバイデン大統領に背を向け右のこぶしを上げて抗議する学生がいたが、大きな混乱はなかった。