バイデン氏は11日、NATO=北大西洋条約機構サミットの会合でゼレンスキー大統領をプーチン大統領と言い間違えて紹介。隣にいたゼレンスキー大統領も目を泳がせと動揺を隠しきれない様子。言い間違えにすぐに気づいて訂正したが、高齢不安が高まっているバイデン氏の言い間違いはテレビなどで一斉に報道される事態となった。その後、バイデン大統領は精彩を欠いた先月のテレビ討論会のあと初めてとなる記者会見に臨んだ。およそ1時間の会見では、記者から進退を問う質問が相次いだがバイデンは大統領選からの撤退を改めて否定した。しかしハリス副大統領と言うべきところをトランプ副大統領とまたもや言い間違える痛恨のミス。トランプ前大統領は、早速SNSにバイデンが言い間違えた場面の動画を投稿し「よくやった、ジョー」と揶揄している。相次ぐ言い間違え。バイデンの高齢不安は収まりそうになく「ワシントン・ポスト」はバイデンの撤退を求める民主党の議員が11日に7人も増え合わせて20人になったと伝えている。