尾河眞樹さんのドル円予想レンジは157.30円~158.60円。尾河さんは「覆面介入などの噂もあったりして、ドル円は下げていたが、年初来の上昇トレンドは、トレンドラインを割り込むかがカギとなり、157円付近が割れるかどうかが大事な局面です。6月27日の米国・バイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会で、バイデン大統領は精彩を欠いていました。今回の暗殺未遂で、直後もドル高、株高、金利高の流れとなりました。『ほぼトラ』の見方が強まって、選挙前に前倒しでトランプラリーが始まる可能性は高いですが、その後、トランプ大統領就任となった場合はドル安円高に変わる可能性は十分あります。トランプラリーの場合、ドル円は166円付近辺りが一旦の上値目処になり、勝利後はドル安円高に変わっていく可能性があります」などと話した。