米国大統領選。バイデン大統領は自身のSNSで選挙戦からの撤退を表明し、後任にカマラ・ハリス副大統領を支持する考えを示した。カマラ・ハリス氏はカリフォルニア州の司法長官や上院議員などを歴任。4年前の選挙でバイデン氏勝利の一翼を担い、黒人かつアジア系の女性として初めて副大統領に就任した。バイデン陣営は早速、リリースを公表し、多くの民主党員が支持していることをアピールした。ただバイデン氏による撤退表明の直前に行われた世論調査では51%がトランプ氏支持と回答したのに対し、ハリス氏は48%と民主党にとって厳しい状況は変わっていない。
バイデン氏の選挙戦撤退の影響は株式市場にも。一時、500円を超える下げ幅となった日経平均株価。半導体や防衛関連など幅広い銘柄が売られた。背景にあるのは米国政治への不透明感が強まったことだと指摘する声も。大和証券・日米株チーフストラテジスト・坪井裕豪さんは「大統領選の間際まで神経質な展開が続く。リスク回避の動きが出てくる場合がある」とコメント。元在日アメリカ商工会議所のグレン・フクシマ
氏はハリス氏に関して「オープンでフレンドリー、知的レベルが高い」とコメント、女性表や若者票を獲得できるとし、今後鍵になるのは副大統領候補の選び方だとし、激戦区となる州の州知事を選出するのではないかと予想した。
バイデン氏の選挙戦撤退の影響は株式市場にも。一時、500円を超える下げ幅となった日経平均株価。半導体や防衛関連など幅広い銘柄が売られた。背景にあるのは米国政治への不透明感が強まったことだと指摘する声も。大和証券・日米株チーフストラテジスト・坪井裕豪さんは「大統領選の間際まで神経質な展開が続く。リスク回避の動きが出てくる場合がある」とコメント。元在日アメリカ商工会議所のグレン・フクシマ
氏はハリス氏に関して「オープンでフレンドリー、知的レベルが高い」とコメント、女性表や若者票を獲得できるとし、今後鍵になるのは副大統領候補の選び方だとし、激戦区となる州の州知事を選出するのではないかと予想した。