米国のバイデン大統領とハリス副大統領がハリケーンが直撃した被災地を訪れた。甚大な被害が出ているノースカロライナ州では大統領選挙の激戦州でもあるだけに災害対応の在り方が選挙結果に影響を与える可能性も指摘されている。ノースカロライナ州とサウスカロライナ州を訪問したバイデン大統領。CNNテレビによると亡くなった人は6州で191人にのぼっていて、バイデン大統領は今回のハリケーンについて、大規模災害にあたると宣言。連邦職員や軍を派遣し支援している。またハリス副大統領も南部ジョージア州を訪問して、被災者から状況を聞き取り、長期的な支援を約束した。甚大な被害が出ているノースカロライナ州やジョージア州は大統領選挙の行方を左右する激戦州で、共和党のトランプ大統領も先月、30日にジョージア州の被災地を訪問。災害対応のあり方が選挙に影響を与える可能性も指摘されている。