日本製鉄による米国の鉄鋼大手「USスチール」の買収計画をめぐっては、3日に米国のバイデン大統領が買収を禁止する命令を出していた。関係者によると、日本製鉄は米国政府を相手に提訴する方針を固めたという。米国政府の対米外国投資委員会が行っていた、買収の審査手続きの妥当性などについて争うものとみられる。買収が失敗した場合、日本製鉄はUSスチールに違約金5億6500万ドル(約890億円)を支払う義務が生じる可能性もある。
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