薬や日用品を手軽に買えるドラッグストアだが、今、大きく変わってきている。「2026年ドラッグストアどうなる?」。経済ジャーナリスト・渋谷和宏が解説する。先月1日、業界1位のウエルシアと業界2位のツルハが経営統合。店舗数5600店舗以上、売上高2兆円以上の日本最大のドラッグストアチェーンが誕生した。大変革期のドラッグストア業界。特色1「食品強化型」。スギ薬局を展開する業界4位のスギホールディングスとスーパートライアルが協業。スギ薬局の食品部門の強化などが目的。ウエルシアツルハグループは去年8月以降、食品強化型の店舗の出店を開始。ウエルシアつくば小茎店は弁当、おにぎり、肉、野菜・果物などスーパーのような品揃え。冷凍食品のプライベートブランドにも力を入れている。ウエルシアは食品を強化し、客の来店頻度を増やし、化粧品・医薬品など利益率が高い商品のついで購入を狙う。つくば小茎店は平均客数が20%、売上は15%増加した。特色2「化粧品強化型」。業界2位のマツキヨココカラ&カンパニーは、美容・ヘルスケアなどプライベートブランド商品を2400点以上展開。去年7月にオープンした「薬マツモトキヨシGINZA FLAG」はデパコス、韓国コスメが充実した化粧品強化店。東北を中心に約450店舗を展開する薬王堂。去年4月に栃木県に出店(関東初出店)。今後5年間で関東に450店舗を出店するという。人口が少ない地域の出店が得意。幅広い商品で地域の生活基盤になることを狙う。
