スペイン・カナリア諸島にあるガラホナイ国立公園では常に北東から貿易風が吹いている。その風が1年に20日のみの風景を生み出す。その風景は「滝雲」。滝雲は貿易風が数日間吹き続け、水分量の多い雲が集まり、暖かい空気の層が存在するという条件が全て揃った時に現れる。ガラホナイ国立公園は火山活動で生み出された島で降水量も砂漠並みに少ないが標高1000mほどでは木々が茂っている。貿易風が高度1000mほどで吹いており、海流との温度差で水平の雲が生まれ雲に含まれている水分が木々を養われ森が育まれた。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.