米国の企業・スペースXが、月や火星への飛行も想定して開発している大型宇宙船「スターシップ」。13日に試験飛行が行われ、米国南部テキサス州にある発射台から打ち上げられた。打ち上げからおよそ3分後に切り離されたロケットは、エンジンを噴射しながら発射台を目指して降下し、2本のアームでつかまれて停止。再利用を目指すロケット部分を発射台でつかんで回収することに初めて成功した。一方の宇宙船は、宇宙空間に到達したあと大気圏に突入し、打ち上げからおよそ1時間後、予定していた海上に着水したという。
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