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- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 是永千恵 野口葵衣
第50回衆議院選挙がきょう公示される。今回の選挙は、与党が過半数の議席を確保して連立政権を継続するのか、野党が勢力を伸ばして与党を過半数割れに追い込むのかが最大の焦点となる。12日間の選挙期間中、政治とカネの問題を受けた政治改革のあり方や、物価高対策をはじめとする経済政策などを巡り、激しい論戦が交わされる見通し。
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ネパールで先月、ど甚大な被害が出た豪雨災害。日本の支援で建設が進められているナグドゥンガ・トンネルが4000人以上の住民などの救援活動に活用され感謝の声があがっている。日本が166億円余りの円借款を供与。
ことしのノーベル経済学賞に、米国の大学教授など3人の研究者が選ばれた。受賞が決まったのは、マサチューセッツ工科大学のダロンアセモグル教授とサイモンジョンソン教授、シカゴ大学のジェームズロビンソン教授の3人。スウェーデンの王立科学アカデミーは、3人がヨーロッパの植民地で導入されたさまざまな政治・経済制度を検証し、国家間の繁栄に大きな差があることについて、社会制度の根強い違いが1つの重要な原因になることを明らかにしたとしている。慶應義塾大学の坂井豊貴教授によると、3人の功績は経済の発展には「文化」や「民族性」や「気候」ではなく、「社会制度」こそが重要だと論証したことにあるという。ヨーロッパの国々はかつてアフリカに植民地を作っていたが、場所によって異なる政策を取っていた。その中で、一部の人に権力が集中するような収奪的な制度を取っていた地域は、その後も貧しいという因果関係を立証したといえる。この研究が選ばれた意義について、坂井教授は「1つは民主主義は大事。非常に権威主義的な国も最近それなりにもてはやされたりもするが、そういう国は一時的に国が栄えているように見えるとしても、長期的に見てみると貧しくなってしまう。やはり社会制度そのものを変えることがとても大事」と述べた。
先週発表されたノーベル物理学賞と化学賞について。ノーベル物理学賞は米国・プリンストン大学のジョンホップフィールド教授とカナダ・トロント大学のジェフリーヒントン教授、化学賞は米国・ワシントン大学のデイビッドベイカー教授とグーグルのグループ会社・DeepMind社のデミスハサビスCEOとジョンジャンパー氏で、いずれもAI(人工知能)の研究に携わっている人が選ばれた。ヒントン教授は、今のAI技術の中核を担うディープラーニングのモデルを確立した人で“ディープラーニングの父”ともいわれている。DeepMind社は、囲碁の世界的な棋士に勝ったコンピューターソフト「AlphaGo」の開発で有名になった会社。今回の選考についてAI研究の国内第一人者、東京大学の松尾豊教授は「ノーベル賞の選考委員会は、とても戦略的で英断だ」とし、具体的には「これから科学の形が変わってくると思う。人間には十分に理解できないがAIによって現象がモデル化でき、高い予測能力を持つことについても科学の領域であると。それをいち早くノーベル賞という形で認めた、非常に英断じゃないかなと感じた」と述べた。その上で松尾教授は、ノーベルの発明品と同様にAIも危険なものにもなりうることのリスクを指摘。「ダイナマイトの発明が人類にプラスとマイナスの面があったように、AI技術も両面があると思うが、社会的なルールを作りながら良い方向に行くよう、世界の国が力を合わせてやっていく必要があると思う」と述べた。
米国・ニューヨークのウォール街では、日本円がフラジャイル(ぜい弱な)通貨になっているとの指摘が出ている。円相場の値動きが大きく、特に今年の7月〜9月は20円以上も変動した。ちょっとした理由でも大きく反応してしまうのが今の状況。金融業界では“フラジャイル通貨”といったことばがある。これは2013年に米国のモルガンスタンレーが命名したもので、5か国(ブラジル、インド、インドネシア、トルコ、南アフリカ)の通貨のことを呼ぶ。これらは新興国で、米国のFRBの金融政策によって下落しやすいといった共通点がある。三井住友信託銀行米州部・山下慎司氏は「かつて日本円はボラティリティー(変動幅)が非常に低かったが、今は金融政策が周回遅れで、為替介入もあって投機筋を含めた市場の注目が集まっている。1日に何円も動く状況が続いている意味でフラジャイルだ」とコメント。
スポーツに最適な季節を迎えているが、新しい技術でスポーツ観戦を楽しんでもらおうという取り組みが広がっている。都内で開かれたバドミントンの競技会。会場のモニターには、効果音が文字であらわれている。スポーツの音をビジュアル化する技術で、マイクで競技中の音を集め、それをAIが文字に起こす。さらに、画像解析によってラケットや床など、音が出た場所を推定。それらを合わせて、文字をほとんどタイムラグなく表示する。さらに今、卓球でもこの技術をテストしている。
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- 調布(東京)
来年、東京で開催される聴覚障害者向けのスポーツ大会・デフリンピックに向けて、東京都とサービスを提供する会社が準備を進めている。視覚に障害がある人たちにスポーツを楽しんでもらおうという取り組みもある。選手のほとんどが眼鏡などで矯正をしても十分な視力を得られない状態、いわゆるロービジョンのフットサルチームが、プレーをチェックするために使っている機会を紹介。カメラで撮影した映像を安全なレーザーに変換し直接網膜に投影することで、視力が弱くても鮮明に見ることができる。キャプテンを務める岩田朋之さんは、病気の影響で視野の中心が欠ける症状があるが、機械を使うことでかなり改善されるという。「今までは自分の目で試合の状況を勉強するとか、どこか諦めるというか難しい所が(この機械で)そういった可能性が広がるのかな」と述べた。視覚支援の機器は、美術鑑賞などにも使われている。
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- 吉川(埼玉)
株と為替の値動きを伝えた。
米国の企業・スペースXが、月や火星への飛行も想定して開発している大型宇宙船「スターシップ」。13日に試験飛行が行われ、米国南部テキサス州にある発射台から打ち上げられた。打ち上げからおよそ3分後に切り離されたロケットは、エンジンを噴射しながら発射台を目指して降下し、2本のアームでつかまれて停止。再利用を目指すロケット部分を発射台でつかんで回収することに初めて成功した。一方の宇宙船は、宇宙空間に到達したあと大気圏に突入し、打ち上げからおよそ1時間後、予定していた海上に着水したという。
ことし91回目となる「NHK全国学校音楽コンクール」は、東京・渋谷のNHKホールを会場に3日間の日程で開催され、最終日のきのうは中学校の部が行われた。全国の各ブロックを勝ち抜いた11組16校が出場し、人気バンド・緑黄色社会が制作した課題曲「僕らはいきものだから」と自由曲を合唱した。審査の結果、岩手県北上市立の上野中学校、飯豊中学校、南中学校、東陵中学校、北上北中学校、北上中学校の6校からなる合同出場校が初出場で金賞に選ばれた。銀賞には初出場の名古屋市立滝ノ水中学校が、銅賞には19回目の出場となる兵庫県西宮市の武庫川女子大学附属中学校と2回目の出場の東京・府中市の市立府中第四中学校がそれぞれ選ばれた。コンクールの演奏はNHKプラスでも見ることができる。
福井県勝山市でティラノサウルスの着ぐるみ姿でスキー場を駆け上ってタイムを競うイベントが行われた。1歳から74歳までの合わせて109人が参加。
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- 勝山(福井)
オーストラリア・シドニーで古き良き時代の列車が体験できるイベントが開かれた。
為替と株の値動きを伝えた。
気象情報を伝えた。
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- 渋谷(東京)
道路情報を伝えた。