2頭のラッコ。三重県の鳥羽水族館のラッコだ。国内の水族館では3頭しかいない。鳥羽水族館のラッコは19歳と15歳のメス。ワシントン条約によって規制があり、日本の動物園では見られなくなる動物もいる。東京の上野動物園では、スマトラトラに26年ぶりに赤ちゃんが生まれた。去年4月にメスが生まれた。アサという名だ。インドネシア語で希望という意味。去年12月には、3つ子も生まれた。母9歳、父10歳は3年前に出会い、交尾には至らなかった。メスが発情しなかった。動物園では文献を調査し、野生の状態に近づくようにした。メスの母ミンピ専用のエリアを設けた。そこを縄張りとした。体重を80キロ以下にならないようにしたという。ローリングという発情の動きをしたという。ホルモンが検出された。オスのブランを引き合わせ、交尾が確認された。発情から3か月後に生まれたという。