ゲーム機大手のセガサミーホールディングスは宮崎の大型リゾート施設「シーガイア」をアメリカの投資ファンドに売却すると発表した。セガサミーホールディングスは5月31日付でシーガイアの運営会社「フェニックスリゾート」の全株式を米・投資会社「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却する。売却後、フェニックス発行の新株式を取得も経営への関与は縮小。経営資源をゲーム事業に集中させる考え。シーガイアはホテルや国際会議場などを備える大型リゾート施設で2001年に経営破たん、のち再生し2012年にセガサミーが子会社化した。「フォートレス・インベストメント・グループ」は日本で多数のホテルなどに投資していて去年9月には「そごう・西武」を買収している。