セブン&アイ・ホールディングスが決算を発表した。2月までの1年間で営業収益が11兆9,727億円と前年同期比で4.4%増えた一方、最終利益は1,730億円と23%減少した。アメリカで物価上昇の影響で利益率が下がるなど海外事業不振が主な原因。最終利益が減少するのは2年連続。宅配事業強化・セルフレジ導入拡大など、2030年度までに国内外で3兆円を超える投資をして収益の増加を図るとしている。次期社長に内定しているスティーブン・ヘイズ・デイカス氏は会見で「積極的な投資ができれば結果はついてくる。他社と差別化し成長できる自信がある」と述べた。