セブン&アイHDの今年2月までの1年間の決算は最終利益が1730億円となり前年比23%減し2年連続減益となった。物価高によって消費が低迷した影響などから国内外のコンビニ事業が低調だった。特別損失として北米で400店舗以上の閉店やイトーヨーカ堂のネットスーパー事業撤退などで2209億円を計上している。セブン&アイはカナダコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を透けているがきのうの決算会見では「どちらがより価値を向上させることができるか判断するための前提がいまだ不透明な段階にある」としている。