セブン&アイ・ホールディングスがカナダのアリマンタシォンクシュタールから買収の提案を受けている事を発表した話題についてのトーク。セブン&アイはセブン−イレブンやイトーヨーカ堂などを運営していて、店舗数は約8万6000店、売上高は約11兆円、時価総額は約5兆6000億円を誇る。きのう、株価はストップ高となった。アリマンタシォンクシュタールは本社がカナダでクシュタールやガソリンスタンドなど約1万7000店を展開していて、売上高は約10兆円、時価総額は約8兆6000億円を誇る。コンビニ業界のシェアは米国は一位から順にセブンイレブン、2位はアリマンタシォン。日本はセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの順に並ぶ。経済評論家・加谷珪一氏は『円安とセブン&アイ・ホールディングスの低調な株価が海外企業にとって買収しやすい環境だった』等と指摘している。加谷氏は「アリマンタシォンクシュタールはアメリカでコンビニ2位となっている。セブンイレブンが最大の狙いだと思われる。イトーヨーカ堂等の業績は良くない。買収されるメリットは余りないかもしれない。外国から見るとバーゲンセール状態で色々な会社が買収されるのではという危機感がある。」等とコメントした。