セントラルパークにあるサイクリングコースは車が入ってこないので、安心してサイクリングが楽しめる。目が不自由な人にもサイクリングを楽しんでもらう活動を続けているボランティアのグループがある。2人乗りの自転車タンデムの後ろに乗る視覚障害者をストカーと呼んでいる。前でハンドルを握るボランティアはキャプテンと呼んでいる。10年ほど前にはじまった取り組みで現在は週に3回、1日に2時間ほど活動をしている。ストカーのマリア・ディメグリオさんは今はスーパーバイザーとして活躍している。公園に響く様々な音もこのコースの楽しみのひとつ。この日は8人のストカーがサイクリングを楽しみ、うち4人がはじめてだった。