選手村では1日約4万食が提供され、ミシュラン三ツ星シェフによるメニューやエリートスポーツに適したメニューの提供も行うと説明があったが、提供される食事量が不十分との批判もあり、レストランの運営会社が謝罪する事態となった。メニューの半分は野菜だといい、肉料理が不足しているだけでなく、自身が必要とする食事の半分にも満たないとの意見も聞かれている。問題をめぐり大会組織委員会は700kgの卵と1tの肉を用意する形となった。小林氏は東京五輪の際には弁当の大量廃棄問題があったことで、環境問題に焦点を当ててフードロスを考慮してきたが、選手ファーストではなくなってしまったと指摘。また、食事の不足から自国のシェフを呼び出して飲食を提供する事例も出てきているという。