ソニーフィナンシャルG・森本淳太郎がきょうの為替見通しについて解説した。予想レンジは156.90円~158.30円。昨日は中東情勢を受けたドル買いにより上昇、本日も引き続き中東関連の報道に注目が集まるが、原油価格の急騰が一巡すればドルの売り戻しが強まると見ている。注目ポイントは「有事のスイス・フラン買い」。スイス・フラン買いは限定的で、対ドルではむしろドルの強さが際立っている。1月、トランプ大統領がグリーンランドに対する軍事的関与の可能性を示唆した際は、その後反対するヨーロッパ諸国に追加関税が課され世界経済が悪化するリスクを市場が嫌気し、リスク回避の資金はドルよりフランに流れた。一方、今回の中東紛争について市場は世界経済全体を揺るがすものではないと捉えており、原油高はアメリカの早期利下げの期待の後退につながるためドル買いに繋がっている。
