富士通などが発表したのは、超音波解析AIを使った世界初のシステム「脂のり検査装置」。回転ずしなどで流通するビンチョウマグロの脂のりを判断する。現在の判断方法は職人による尾切り選別だが、人手・時間がかかり熟練の職人不足も課題になっていた。 マグロ一本の検査時間は60秒から12秒に短縮。さらに、目利きの正解率もAIシステムの方がわずかに上回ったという。今後、鮮度の判定機能などを追加し、対応する魚の種類を拡大していくとしている。
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