インタビュー初日語ったのは世界的地殻変動の衝撃を語った。その後の31年を予感させるような出来事が「ベルリンの壁」の崩壊し強大だった国ソ連が崩壊。日本はその変化にどう対応するか問われる事態に陥り、当時渡辺氏は変化しなければならないと考えていたという。湾岸戦争があり、アメリカから貢献してほしいという声があり方向として正しい選択だったと思うと話す。そして時代が激しく求めたのが政治改革で票は金次第とそれが当たり前だと思ってた政治家はダメであると話した。当時政治とカネの不祥事が相次ぎ、改革を求める世論が大きな潮流となっていた。そして小選挙区制が導入が検討された。多くのメディアが導入などを訴え、それを否定する人は「守旧派」というレッテルを貼られることもあった。そして1993年、自民党が初めて政権の座を失い55年体制が崩壊し、細川政権のもと小選挙区制が導入された。当時社説でも改革の旗を振っていた渡辺氏であるが現在は理想と現実とはざまがあってどうしても埋められない溝がある語る。また大木アナから政治家の器がちいさくなったと言われていることについて小さくなったと肯定した。