次の視点は伴走者たち。赤塚不二夫は漫画の枠を飛び出してバカバカしさを笑いに変えて自分の人生をギャグにしていったという。そんな漫画の枠を飛び出した赤塚不二夫に伴走した人々の視点を伝える。赤塚不二夫はタモリを発掘したり、仲間とレコードを発売し、テレビでも活躍するようになった。赤塚不二夫は幅広い交流を持っており、映画監督の足立正生やジャズミュージシャンの坂田明などとも親交があったという。赤塚不二夫は次第に漫画と地続きのような日常になっていき、2008年に亡くなった。親交のあった人はバカボンのパパのように生きた彼を前向きに受け止めていたという。